すてきなニットやさん
絵と文 福島県立保原高等学校美術部
2018年10月13日発行 A4変形 32頁 上製 ¥1,200+税
ISBN 978-4908447082 C8793
amazon
紡いで編んで、ほどいて編む。愛することを物語る笑顔はいちばん、あたたかい。
繊細で美しいニットの生産技術で知られる福島県伊達市の高校生たちが描くファンタジー!
自然豊かで果物の生産とニット産業が盛んな福島県伊達市。そこに住まう美術部の高校生たちが、1年をかけて物語と作画を学びながら、愛するふるさとを舞台に編み上げた、心あたたまるファンタジー絵本。
ニィちゃんとトーくんが営むちいさなニットやさん『ぽかぽか』は、日々相談にやってくるいろいろな動物たちを、アイデアに満ちた編み物でいつも笑顔にしてくれます。寒い寒い冬がやってきたとき、ふたりは物言わぬ、ある者の凍えに気づきます。そこで、町のみんなを巻き込んで完成した、大きな大きなニットとは……?
福島県立保原高等学校美術部
繊細で美しいニットの生産技術で知られる福島県伊達市の、県立保原高等学校の美術部員19名。
その高校生たちが1年をかけて物語づくりと作画を学びながら、愛するふるさとを舞台に、絵本構成、原画制作までの全てを手掛け、物語に登場するニットのデザイン・制作も行った本書には、十代の瑞々しい感性が、言葉と作画にあたたかく編みこまれている。
上記内容は本書刊行時のものです。