また逢えたなら
絵と文 宗像未来ガールズ
2017年6月15日発行 A4判 32頁 上製 ¥1,400+税
ISBN 978-4-908447-04-4 C8793
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2017年世界文化遺産決定!
「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群が物語の舞台に
2017年、世界文化遺産登録が決定した福岡県「沖ノ島」と「宗像」(むなかた)を舞台に繰り広げられる、切なく、心に沁みるラブストーリー。
地元の歴史・文化をフィールドワークで、絵本づくりを講座で、それぞれ学んだ福岡県宗像市の中学生12名が物語を紡ぐ。版画と切り絵の技法で作画をつくりあげた絵本『みあれ祭の日に』に続く、宗像歴史未来塾・絵本づくりプロジェクトの2作品目。祭祀(さいし)や金製指輪、銅鏡、勾玉(まがたま)など、当時の風習や装飾品・出土品も数多く登場し、沖ノ島・宗像の魅力が、中学生たちの目を通したあらたな感覚で瑞々しく描かれ、ストーリーに豊かな彩りを加えている。
−−はるか1500年前、沖ノ島の神に金製指輪を奉納する祭祀(さいし)を終えたヨシヒトは、無事を祈る妻ツバキの元へと帰るため舟に乗りこむと、遠くには海賊の舟が。同乗する大切な客人を守るため、ヨシヒトがとった行動とは……。そしてツバキとヨシヒトは再び逢うことができるのか?過去と現在とを美しい勾玉が結ぶ、時空を超えた、愛と絆の物語。
宗像未来ガールズ(ムナカタミライガールズ)
福岡県宗像(むなかた)市の中学生が講座やフィールドワークを通して地元の歴史・文化を学ぶとともに、プロのクリエイターたちから絵本づくりに必要な要素を学び、宗像を題材としたオリジナルの絵本を制作する「宗像歴史未来塾」。ここに平成28年度、複数の中学校から集まった12人の女子生徒たちのグループ名が「宗像未来ガールズ」。物語・絵ともに彼女たちの手で制作された。
上記内容は本書刊行時のものです。